Ruby で Lumino をはじめる
必要な環境
- Windows 10 (64bit)
- Ruby 2.6+ (64bit)
Ruby環境をセットアップする
Windows
RubyInstaller ダウンロードページ にアクセスして、最新のRuby + Devkit 64ビットリリース(x64名前に含まれているもの)をダウンロードします。
インストーラーを実行します。インストールが完了したら、「Run 'ridk install'」オプションを選択したままにして、MSYS2と開発ツールチェーンをインストールします。
コマンドラインで
ruby --version
を実行して、Ruby のバージョンが表示されることを確認します。
gem をインストールする
コマンドラインで次のコマンドを実行します。
gem install lumino
プロジェクトを作成する
任意のディレクトリで、次のコマンドを実行します。
lumino-rb new hello
hello
というディレクトリが作成され、その中に main.rb
というファイルが作成されます。
最初のプログラム
main.rb
には次のようなプログラムが書かれています。
require "lumino"
class App < Application
def on_init
text = UIText.new("Hello, Lumino!")
text.add_into
end
end
App.new.run
このまま、次のコマンドで実行してみましょう。
ruby main.rb
中央に "Hello, Lumino!" と書かれたウィンドウが表示されましたか?
これで Lumino を使うための準備が整いました。次は チュートリアル に進みましょう!
Note
Lumino はソースファイルだけではなくアセットの管理やデプロイのサポートなど、ゲームを開発するための一連の作業を プロジェクト
という単位で管理します。
Lumino を使うだけであれば lumino-rb
コマンドのステップを省略して手動でソースファイルを作成することも可能ですが、作品の配布まで考える場合はプロジェクトの作成を推奨します。